Keith Jarrett キース ジャレット At the Blue 本物 Note: The Complete Recordings (6CDs)

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Keith Jarrett At the Blue Note: The Complete Recordings (6CDs)

Ecm Records B000024JEX


【曲目リスト】
ディスク: 1
1In Your Own Sweet Way
2How Long Has This Been Going On
3While We"re Young
4Partners
5No Lonely Nights
6Now"s The Time
7Lament
ディスク: 2
1I"m Old Fashioned
2Everything Happens To Me
3If I Were A Bell
4In The Wee Small Hours Of The Morning
5Oleo
6Alone Together
7Skylark
8Things "ain"t What They Used To Be
ディスク: 3
1Autumn Leaves
2Days Of Wine And Roses
3Bop Be
4You Don"t Know What Love Is
5When I Fall In Love
ディスク: 4
1How Deep Is The Ocean
2Close Your Eyes
3Imagination
4I"ll Fall In Love Too Easily
5The Fire Within
6Things Ain"t What They Used To Be
ディスク: 5
1On Green Dophin Street
2My Romance
3Don"t Ever Leave Me
4You"d Be So Nice To Come Home To
5La Valse Bleue
6No Lonely Nights
7Straight, No Chaser
ディスク: 6
1Time After Time
2For Heaven"s Sake
3Partners
4Desert Sun
5How About You?

【CD評】
キース・ジャレットのスタンダーズ・トリオはライヴで真価を発揮する。最初のライヴ盤は85年の『星影のステラ』だった。その後『枯葉』『オール・オブ・ユー』『ボディ・アンド・ソウル』『ウィスパー・ノット』と、考えてみると代表作はみなライヴ・レコーディングばかりだ。本作、またしかりである。これは94年6月3~5日にニューヨークのジャズ・クラブ、『ブルーノート』に出演した時の演奏をコンプリートな形で収録した6枚組で、3日間で演奏した全38曲がそっくり収録されている。おなじみのスタンダード曲もこのトリオが演奏すると、まったく雰囲気の異なる独自の世界に色付けされる。即興演奏の妙をとことん追究しながら、同時に原曲の持つ美しさを最大限引き出す詩情豊かな演奏は、聴く者を魅了せずにはおかない。このトリオがライヴで真価を発揮するのは、自然発生的に生まれる精神の高揚感が演奏にプラスしているからだろう。それにしてもキースのバラード解釈のうまさは心憎いばかりだ。これぞスタンダーズ・トリオの金字塔。(市川正二)

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